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なかなかDX化が進まない士業界において、事業や組織の組み立て方の最先端モデルとして近年注目を集めているTRIPORT。東証プライム(旧:東証一部)上場企業等の大手企業様や最先端ITベンダー様等とコラボレートしながら事業を全国展開し成長を続けています。そんなTRIPORTの事業戦略や組織づくりへの思い、これからキャリアを築くために必要な考え方などについて、代表の岡本 秀興にインタビューを行いました。

interviewer
森 彩子
事業推進部/人材戦略室 マネージャー

会社や人材の魅力を「見える化」し、インナーブランド・アウターブランド強化を推進。
採用業務も担い「転職希望者の注目企業」としてNHK「おはよう日本」にて紹介された実績を持つ。
社内外に魅力を発信する広報活動、採用スキームの構築・面接などの採用活動全般、オンボーディング設計による人材育成など幅広い分野に携わる。

他者(ヒト)がいてくれるからこそ、
自分の存在意義を見出せるし“生きたい”と思える

笑顔の他者(ヒト)がいてくれるからこそ、自分は“幸せ”を感じる

本日はTRIPORTの理念、事業戦略、組織作りなどの背景にある岡本さんの想いや考えを改めてお聞きしたいと思います。
まずは、岡本さんご自身が生きる上で大切にしていること・人生観・価値観を教えてください!

私が生きる上で、よく思うことは、
『他者(ヒト)がいてくれるからこそ、自分の存在意義を見出せるし“生きたい”と思える』
ということです。

たとえ経済的にどんなに豊かになったとしても、自分一人で生きてたら人生まったく楽しくないし、面白くもない。他者がいてくれるから自分は“幸せ”を感じることができるのだと心から思います。そして、その他者はできる限り「笑顔の他者」でいてほしい。そんな他者がいてくれること自体が「自分の幸せ」だと感じています。

身近な例で言うと、私はお酒を飲むことも好きなんですが、シンプルに一人で高いお酒を飲んでいる時よりも誰かと一緒に安いお酒を飲んで、何かを熱く語り合っている時の方がとても楽しくて幸せを感じる。そして、その他者(ヒト)が笑顔でいてくれたらもっと幸せ。「笑顔の他者」がいてくれるからこそ「自分の幸せ」がつくられるのだと思います。

世の中のほとんどの人は家族や恋人、親友に対しては何の見返りも求めずに、ただただ「してあげたい」という思いに自然になっているはず。理想論かもしれませんが、そのような思いを身近でない他者に対しても同じようにできたとしたら、シンプルに素敵な世界になると思っているんです。

このような人生観・価値観を大事にしているからこそ、老若男女問わず、また、どのような立場・境遇にある人でも相手に敬意を払いながらもフラットに対等な関係性で他者と接したいですし、できる限りバイアスを排除しつつ“ヒト”と“ヒト”との関係性を大事にしたいと考えています。

そんな岡本さんが、どのような経緯でTRIPORTを創業することになったのでしょうか?

創業前は東証一部(現:東証プライム)に上場している某ITベンダーで、HR(human resources)系システムのエンジニアとして勤務していましたが、その際任されていた開発業務は「勤めていた1企業の1プロダクトの1メニューの1機能」であり、自分自身が一人の人間として社会に対して提供できる付加価値が非常に小さく、限定的になってしまっていることにもどかしさを感じていました。

また、世の中の様々な仕組み(行政や事業経営、社会の在り方等々)について「わかりづらい」、そして「不合理」だと感じることが多かったり、(様々な事情があるにしても)社会的地位が高く経済的な優位性を持っている人が既得権益を守りたいがために、保身に走って理不尽な振る舞いをしている現状も垣間見ることもあり、そのような社会を少しでも良い方向に変えていきたい…そんな風に思っていました。

1度きりの人生を懸けるなら、自分にできる最大限のことをしたい!大好きな人たちがいるこの日本をもっともっと良い国にしたい!その先に世界全体も良くしていける可能性が拡がっていくのではないか!!そんな思いを胸に創業しました。

“ヒト”が“笑顔”になれる付加価値を創造し続けるために大事な「Give&Give」の精神

TRIPORTはどんな価値観を大切にしている組織なのでしょうか?
組織としてのMission、Valueを下記のように定義した背景などもお聞かせいただけますか?

前述した私自身の人生観・価値観が軸にあります。
シンプルに「他者(ヒト)にされて嬉しいことを他者(ヒト)にしてあげて、他者(ヒト)にされて嫌なことは絶対してはいけない」そんな、親が子に当たり前に教えているようなこと、これが大人になるとなかなかできなくなる。その結果が今の社会なのではないか…

だからこそ、今一度“ヒト”としてどうあるべきかを再確認し明示的にしたいと思い、「Give & Give(与え続けろ!!)」という言葉を定義しました。

そして、その「Give & Give」の精神を社会に対して具現化するためにどうしたらいいのか、という考え方・指針を明示的にしたのが「Think & Challenge(徹底的に思考して挑戦し続けろ!!)」、そして「Imagine & Create(想像して創造し続けろ!!)」という言葉で定義しています。

その時々のニーズに合わせてフレキシブルに変化する/
見返り求めずただ只管に自分にできることが何かを考え挑戦する

「クラウド社労士コモン」「助成金コーディネート」など、TRIPORTは独自の発想でユニークなプロダクトを生み出し続けていますが、事業創造の際には、どのような視点を大事にしているのですか?

TRIPORTのMISSIONが「すべては“ヒト”からはじまる」という言葉からスタートしている通り、“ヒト”を大事に、そして“ヒト”を笑顔にする付加価値を創造する。そのために必要なものが何かという視点でプロダクトを生み出しています。

現在のTRIPORTではHR(human resources)分野での事業を展開していますが、極論、上記MISSIONをクリアすることができるのであれば、その方法論や実際に創造する付加価値はどのようなものであっても良いと考えています。

その時々の社会のニーズに合わせて、TRIPORTはフレキシブルに変化し在り方を最適な状態にしながらも、“ヒト”から求められるプロダクトを創造し続けます。

上記以外にも、+αで大事にしていることがあれば教えてください。

TRIPORTの事業・サービスの詳細については「TRIPORTの事業戦略と強み」「TRIPORTのサービス」にて説明していますが、+αで大事にしていることを挙げるとすれば…

「自分自身が相手(消費者/ユーザー)の立場になったときに、妥協ではなく、心から納得できるか」という視点を持っていること。また、「今すぐに最高の理想に至らなくても、必ず近い未来、想像した理想像が実現できると自分自身が確信できているか」、「具体的な未来の映像(イメージ・ビジョン)が頭に思い浮かんで見えているか」という点を強く意識しています。

だからこそ何かアイディアを思い付きその効果をシミュレートする際は、TRIPORTという“組織”としてではなく、まずは岡本という一人の人間、“個人”として実際に行動・体感できるものは実践し、またどうしても検証が困難なケースにおいては想像力を働かせてみて自分自身がどのように感じるか先陣を切って検証してみる、というスタンスを大事にしていますね!

ありがたいことにTRIPORTは数々の大手企業との提携もしてきていますよね。
その理由を、岡本さんはどのように捉えていますか?

TRIPORTの優位性、他社との差別化、という観点での1参考になる客観性のある話として、実際にTRIPORTがアライアンスを組ませていただいている、某業界最大手のアライアンス担当者様からの生の声を聞かせていただいたことがあるので、そちらから引用させてもらうと…

「今まで物凄く多くの大手企業・有名企業とアライアンスにて業務をしてきましたが、ここまで自分(TRIPORT社)から仕事(アライアンス関係にある2社間のどちらかがやらなければいけない業務)を自ら取っていく会社は初めてです!(コスト面を危惧して業務を押し付け合うことがほとんど)」

「提携先企業に何か業務を依頼する際、原則、指定した納期に間に合わないような次元の納期を設定して業務を依頼していますが、ほぼすべて期限より前倒しで、むしろ先回りして業務をコミットしてきた会社は初めてです!」

「業界最大手という立場上、どうしても提携する相手先企業は下の立場というような関係性になりがちですが、TRIPORT社の場合、両者にとっての共通のゴールを適切に定義し自分の役割が何かを考え、ここまで対等にプロフェッショナルとしてのしっかりとした意見を言っていただけるのが本当に有難い!」

…というようなお話を戴くことができました。

勿論アライアンスを組ませていただいた先方のお力添えあってのことですが、前述している「Give & Give(与え続けろ!)」という精神で、見返り求めずただ只管に自分にできることが何かを考え、かつ、「Think & Challenge(徹底的に思考して挑戦し続けろ!!)」という振る舞いで、具体的成果に拘って1つ1つの業務をコミットしてきたからこそ、様々な大手企業様の信頼を得ることができ、対等な立場で協業をさせていただけているのではないかと考えています。

社内外問わず、他者と接する際は、自分の振る舞い(言動)が「独りよがり」になっていないか、「利己的」になっていないか等、常に自分自身を戒めており、もしかしたらこのようなスタンスが良い結果をもたらせている大きな要因ではないかと考えています。

TRIPORTは単なる器・箱であり、いい意味でうまく活用してほしい/
利己的になっていないか常に自分自身を戒める

岡本さんから見て、TRIPORTで活躍できる人材とはどのような人だと思いますか?
TRIPORTというフィールドの特徴を教えてください。

TRIPORTのメンバーにはよく話していることですが、「TRIPORTは単なる器・箱であり、いい意味でできる限りうまく活用してほしい。TRIPORTでなくても社会の中であらゆる企業から求められる、そんな最高の人材に育ってほしい!!」ということを伝えています。

結果的にTRIPORTから巣立っていくでも、ずっとTRIPORTで活躍してもらうでも、一人一人の人生が豊かになるのであればその進み方、人生の歩み方は自分にとって悔いのない最高の選択をしてもらいたいと思っています。

だからこそ、TRIPORTをうまく活用できるかは自分次第。決められた業務をただ只管に行うようなルーティン業務を好む方や、言われたことだけをやるようなスタンスを好む方、また自分が学びたい分野、また進みたい道が明確に定義され固まり切ってしまっている方は、残念ながらTRIPORTには向いていません。

一方、自分で自分を律する働き方、「自由と責任」、「権利と義務」を適切に理解し、その時々の社会情勢やトレンド等も考慮しながらフレキシブルに思考・行動でき、何より、自己成長意欲は大事にしながらも利己的ではなく「Give & Give」の精神に共感してもらえる方は、大きく活躍していただけると思います。

TRIPORTのこれからをどのように考えていますか?

「人は一人では大きなことは何も成し遂げられない。だから仲間が必要だし、仲間がいるから辛い時も踏ん張れるし頑張れるんだ!」と思います。その仲間とは、TRIPORTの社内にいるメンバーだけが仲間というわけではなく、TRIPORTと関係のあるあらゆる企業(アライアンス企業やお客様等々)、そして、その企業に属する方々を仲間として捉え、共に前進していける世界観を創りたいと思っています。

今後の経済界は1企業で社会を前進させるのではなく、また、特定の巨大企業群だけで世界を牽引するのでもなく、志を共にする多くの企業様、またそれらを構成する一人一人の力があってこそ前進していけると考えているので、そのような世界観でもTRIPORTは社会をリードする存在として一歩一歩着実に歩みを進めていければと考えています。

応募者へのメッセージ

最後に一言、応募者の方に向けてメッセージをお願いします!

みなさんが現時点でお持ちの知識・経験、ナレッジ・ノウハウも重要ですが、シンプルに「一緒に働きたい!!」と思える“ヒト”かどうかという点を何より大事にしています。つまり、「人間力があるか」という点が非常に大きなポイントとなっています。

TRIPORTは独特な企業文化の会社ではありますが、メンバー一人一人の能力がただ高いというだけでなく、他者を心から思いやれるメンバーが多く集まっていると自信を持って言えます。

「TRIPORTの仲間になりたい!」とか「TRIPORTをもっと知りたい!」と思っていただける方がいらしたら、ぜひぜひお気軽にお問合せください!!直接お会いできる日を楽しみにしています!!

プロフィール

TRIPORT 株式会社 代表取締役社長CEO
TRIPORT 社会保険労務士法人 代表社員

岡本 秀興

2006年 中央大学経済学部卒業後、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)に入社。社会保険労務士のスキルを活用しつつ、システムエンジニアとして主にHumanResource系の基幹業務アプリケーション開発に約10年ほど従事。マーケティングからシステム開発まで幅広く関わる。

ITをはじめ、世の中の便利なツール・サービス・仕組み等を、本当に必要としている人に“簡単・気軽”に利用してもらえる環境を構築すべく、TRIPORT株式会社を創業。代表取締役社長 CEO 就任。TRIPORT社会保険労務士法人の代表も兼任している。TRIPORTの全事業の企画・創造、また組織作りを担当し、“無”から“有”を創造する「0→1」での企画・創造を得意とする。

創業後は働き方改革の分野で活躍し、厚労省・総務省・東京都等からの表彰や各種メディア掲載・執筆、セミナー登壇等多数。サステナブルな組織作りや革新的なサービス・事業を展開しているとして業界問わず注目を浴びている。

オフの日の過ごし方

オフの日は外に出て体を思い切り動かしたり、自宅でゆっくりする時間を作ったり、定期的にちょっとした小旅行をすることで非日常を感じる時間を作ることで心身ともにリフレッシュするための時間にしてますね〜。

例えば、僕の場合はとにかく体を思い切り動かすのが好きなタイプなので、「ゴルフ」とか「釣り」よりも、健康維持も考慮して現在の趣味は「キックボクシング、ロードバイク」を主にやってます!あとは2018年から沖縄に移住したこともあり「スキンダイビング」やったり、年に数回は沖縄の離島へ船で小旅行することもあります!!

他にもスリルがあるスポーツが好きということもあり、稀に「ジェットバイク」もやったり!!車でドライブするのも好きですねー!!ちなみに沖縄に行った当初はウィンドサーフィンやスキューバーダイビング等も色々やりましたが、とても楽しかったものの器材準備が大変で結局続きませんでした…(笑)

あとは海とお酒、そして大好きな仲間とワイワイ楽しく話すのが好きなので、例えば、お昼から夜まで沖縄の海でビーチBBQして飲んで食べて、熱く語り合ったり海を見てのんびりしたり、そんな時間の過ごし方をしてたりします。
ちなみに沖縄で一人飲み歩きすることも結構あるのですが、お店のオーナーさんやお店に来ているお客さんと、老若男女問わずすぐに打ち解けて語り合いながら一緒に飲み始めてしまうようなこともしばしば。色んな方の人生の歩み、歴史・物語を聞かせてもらえるのがとても楽しく興味深くて…そんな楽しい休日を過ごさせていただいています!!(笑)

ちなみに上記はアウトドア系の話ばかりしてますが、7:3の割合で3はインドアで、Netflix見たり、マッサージ行ったりしてのんびり過ごしたり…

このように自分の好きなことを「いつかやれたら良いなー」とただ思ってるのではなく、できる限り実際に行動したり、日々の生活に非日常を盛り込むことで、日頃の心身の疲れを癒して、リフレッシュするように心がけています!!

TRIPORTは
あなたを待っています

TRIPORTは、一人ひとりの自律心を信頼したうえで一人ひとりに大きな権限を持たせ、自由に働ける環境を提供しています。

今後の事業戦略・拡大・発展を見据え、私たちと共に成長し、会社と社会の未来を創造していける仲間を募集しています。